書誌事項

図書館の日本文化史

高山正也著

(ちくま新書, 1682)

筑摩書房, 2022.9

タイトル読み

トショカン ノ ニホン ブンカシ

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注記

主要参考文献: p294-296

索引: pi-vi

内容説明・目次

内容説明

日本では古来さまざまな形で書籍が蓄積され、八世紀の芸亭以来、書籍の公共圏として図書館がつくられてきた。明治に導入された西洋式の図書館は、占領期にGHQの改革で日本の民主化のために万人に開かれた公共図書館のシステムへと再構築されようとしていた。その推進者キーニーの改革は挫折したが、誰もが知る権利を行使できる知の公共圏としての図書館が今こそ求められる。古代から現代まで日本文化を形成してきた図書館の歴史を繙き、これからの図書館のあり方を考える。

目次

  • 第1章 古代—書記文化の誕生から和本の成立まで
  • 第2章 中世—武家文化における書籍公共圏
  • 第3章 近世—出版文化の発展と教育改革
  • 第4章 幕末・明治・大正—書籍公共圏・近代的図書館の成立
  • 第5章 昭和・平成—紙からデジタルへの知的公共圏の発展
  • 第6章 二一世紀の図書館を考える

「BOOKデータベース」 より

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