イタリアのフルインクルーシブ教育 : 障害児の学校を無くした教育の歴史・課題・理念

書誌事項

イタリアのフルインクルーシブ教育 : 障害児の学校を無くした教育の歴史・課題・理念

アントネッロ・ムーラ著 ; 大内紀彦訳

明石書店, 2022.9

タイトル別名

Pedagogia speciale : riferimenti storici, temi e idee

イタリアのフルインクルーシブ教育 : 障害児の学校を無くした教育の歴史課題理念

タイトル読み

イタリア ノ フル インクルーシブ キョウイク : ショウガイジ ノ ガッコウ オ ナクシタ キョウイク ノ レキシ カダイ リネン

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注記

原著参考文献: p275-287

日本語主要参考文献: p288-290

監修: 大内進

内容説明・目次

内容説明

歴史的・哲学的洞察を踏まえてイタリアの教育におけるフルインクルージョン体制の到達点を紹介!1970年に障害児のための学校を廃止し、フルインクルーシブ教育へと大きく方向を転換したイタリア。その歴史的文脈を障害者の最初の「足跡」が残されている紀元前から、フランスのイタールやセガン、そして傑出した教育学者マリア・モンテッソーリへと概観する。「フルインクルーシーブ教育」の理念が歴史的にどのように生み出され、教育現場の取り組みに浸透し発展、展開していったのかを体系的に示した一冊。

目次

  • 第1章 教育的な意図の彼岸—遠い過去へのまなざし
  • 第2章 ジャン・マルク・イタール—「独善的な診断」から教育的な関係へ
  • 第3章 エドゥアール・セガンと「白痴」の教育
  • 第4章 フランスからイタリアへ—マリア・モンテッソーリ
  • 第5章 知育と人間形成の教育—長く複雑な文化的・社会的進展
  • 第6章 インクルージョンを実現するための新たな概念・文化モデル
  • 第7章 「ペダゴジア・スペチャーレ」と特別な教育方法論の貢献
  • 第8章 インクルージョンのプロセスに現れる側面—いくらかの自覚と多くの挑戦

「BOOKデータベース」 より

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