物語とトラウマ : クィア・フェミニズム批評の可能性
著者
書誌事項
物語とトラウマ : クィア・フェミニズム批評の可能性
青土社, 2022.10
- タイトル別名
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物語とトラウマ : クィアフェミニズム批評の可能性
- タイトル読み
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モノガタリ ト トラウマ : クィア フェミニズム ヒヒョウ ノ カノウセイ
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注記
博士論文「現代日本文学におけるトラウマの語り : フェミニズムとクィア批評の視座から」 (東京大学, 2020年提出) を大幅に加筆・訂正したもの
参考文献一覧: p445-466
収録内容
- トラウマを語ることはできるか?
- 境界の乗り越え方 : 多和田葉子『容疑者の夜行列車』論
- 改稿が示す「奇跡」 : 李琴峰『独り舞』論
- 上演された自伝、聴き手たち : 古谷田奈月『リリース』論
- クィアな記憶の継承 : 森井良「ミックスルーム」論
- 「バラカ」から「薔薇香」へ : 忘却に抗う虚構の強度をめぐって
- 変わり身せよ、無名のもの : 多和田葉子「献灯使」論
- 記憶と核の時代 : 林京子の仕事をめぐって
- 組みかわる物語 : 大江健三郎「美しいアナベル・リイ」論
- 読みなおすこと、回路をつくること : 大江健三郎と「憑在論」
- たがいを支えあう言葉の回路 : 岩城けい『さようなら、オレンジ』論
- 前未来形の文学 : 小野正嗣『獅子渡り鼻』論
- 記憶を伝えるということ : 多和田葉子における「星座小説」
- 言葉が生まれ、物語が生まれる
内容説明・目次
内容説明
物語の力を信じる画期的文学論。
目次
- トラウマを語ることはできるか?
- 境界の乗り越え方—多和田葉子『容疑者の夜行列車』論
- 改稿が示す「奇跡」—李琴峰『独り舞』論
- 上演された自伝、聴き手たち—古谷田奈月『リリース』論
- クィアな記憶の継承—森井良「ミックスルーム」論
- 「バラカ」から「薔薇香」へ—忘却に抗う虚構の強度をめぐって
- 変わり身せよ、無名のもの—多和田葉子「献灯使」論
- 記憶と核の時代—林京子の仕事をめぐって
- 組みかわる物語—大江健三郎「美しいアナベル・リイ」論
- 読みなおすこと、回路をつくること—大江健三郎と「憑在論」
- たがいを支えあう言葉の回路—岩城けい『さようなら、オレンジ』論
- 前未来形の文学—小野正嗣『獅子渡り鼻』論
- 記憶を伝えるということ—多和田葉子における「星座小説」
- 言葉が生まれ、物語が生まれる
「BOOKデータベース」 より