結婚の自由 : 「最小結婚」から考える

書誌事項

結婚の自由 : 「最小結婚」から考える

植村恒一郎 [ほか] 著

白澤社 , 現代書館 (発売), 2022.11

タイトル別名

結婚の自由 : 最小結婚から考える

タイトル読み

ケッコン ノ ジユウ : 「サイショウ ケッコン」カラ カンガエル

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注記

その他の著者: 横田祐美子, 深海菊絵, 岡野八代, 志田哲之, 阪井裕一郎, 久保田裕之

参考文献: 各章末

収録内容

  • 「結婚」に求めるものは「人それぞれ」 : 『最小の結婚』の主要論点 / 植村恒一郎著
  • 結婚式のデモクラシー : 限りあるなかでの平等を求めて / 横田祐美子著
  • 一夫一婦制を超えて/のなかで生きる : 米国ポリアモリーの現在 / 深海菊絵著
  • 「結婚」はどこまでも必要なのか? : ケア関係からの照射 / 岡野八代著
  • 結婚よ、さようなら / 志田哲之著
  • 婚姻制度の廃止か、改革か? : パートナー関係への国家介入について / 阪井裕一郎著
  • 性愛規範を超えて : 最小結婚と非性愛的ケア(親密性)関係 / 久保田裕之著

内容説明・目次

内容説明

「結婚」とは何か、婚姻制度は必要か否か、改革は可能か。性愛関係を問わず、異性か同性かを問わず、2人かそれ以上かを問わない「結婚」はあり得るのか。婚姻制度は、国が法的・経済的・社会的手当を配分する制度である。米国のフェミニスト哲学者エリザベス・ブレイクはその著書『最小の結婚』で、「結婚」によってもたらされる公的支援は全ての人にアクセス可能でなければならないとして、ケア関係を柱とする「最小結婚」を提唱した。本書はブレイク『最小の結婚』をもとに、7人の執筆者が「結婚」について哲学的・政治学的・社会学的に考察した、刺激的な論集である。家族のあり方にかかわる結婚は特定の宗教や「伝統」の理想型から自由になれるのか。「結婚」を考える全ての人のための一冊。

目次

  • 第1章 「結婚」に求めるものは「人それぞれ」—『最小の結婚』の主要論点
  • 第2章 結婚式のデモクラシー—限りあるなかでの平等を求めて
  • 第3章 一夫一婦制を超えて/のなかで生きる—米国ポリアモリーの現在
  • 第4章 「結婚」はどこまでも必要なのか?—ケア関係からの照射
  • 第5章 結婚よ、さようなら
  • 第6章 婚姻制度の廃止か、改革か?—パートナー関係への国家介入について
  • 第7章 性愛規範を超えて—最小結婚と非性愛的ケア(親密性)関係

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC18317333
  • ISBN
    • 9784768479919
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京,東京
  • ページ数/冊数
    252p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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