周産期メンタルヘルスにおけるボンディング障害 : 日本語版スタッフォード面接を用いた新しいアプローチ
著者
書誌事項
周産期メンタルヘルスにおけるボンディング障害 : 日本語版スタッフォード面接を用いた新しいアプローチ
金剛出版, 2022.11
- タイトル読み
-
シュウサンキ メンタル ヘルス ニオケル ボンディング ショウガイ : ニホンゴバン スタッフォード メンセツ オ モチイタ アタラシイ アプローチ
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全78件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
その他の著者: 末次美子, 山下洋, 吉田敬子
内容説明・目次
内容説明
ボンディング(bonding)とは、「母親のわが子に対する情緒的な絆」のことであり、「ボンディング障害」は、不適切な養育のリスクとなり得る臨床的問題を抱えた、精神疾患を超えて広く妊産婦と子どもの育ちに関わる重要な概念である。今回本邦初の出版となる、「日本語版スタッフォード面接」は、妊婦と胎児の、そして産後の母親と赤ちゃんのさまざまな問題に特化した効果的な臨床評価面接である。この面接結果に基づいた妊産婦へのケアは、母子とその家族のメンタルヘルスにより有効に働き、長期的な子どものウェルビーイングの向上につながる。本書では、この面接を用いた事例を取り上げ詳細に解説しており、この面接法の理解に役立つ。また、その他の事例も通して、ボンディング障害を含めた周産期精神医学を包括的に学習できる。精神科医、産婦人科医、小児科医、助産師、看護師、保健師、公認心理師、臨床心理士、社会福祉士など幅広い専門家にとって、周産期メンタルヘルスの全貌を理解するための有効な知見を与えるものである。
目次
- 第1章 ボンディング障害の理解のために
- 第2章 スタッフォード面接の紹介と周産期メンタルヘルスにおける重要性
- 第3章 日本語版スタッフォード面接
- 第4章 スタッフォード面接を用いた母子関係障害の評価
- 第5章 ボンディングとアタッチメント
- 第6章 総括・展望
「BOOKデータベース」 より