リヴァイアサン
著者
書誌事項
リヴァイアサン
(ちくま学芸文庫, [ホ22-2])
筑摩書房, 2022.12
- 上
- タイトル別名
-
Leviathan
Leviathan or The matter, form and power of a commonwealth, ecclesiasticall and civil
- タイトル読み
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リヴァイアサン
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注記
原著(1651)の全訳
The English works of Thomas Hobbes of Malmesbury, now first collected and edited by Sir William Molesworth, Bart. London, 1835-45, vol. III, second reprint, Aalen, 1966所収のテキストを底本とし、Thomas Hobbes, Leviathan, edited by Noel Malcolm, Oxford, 2012 及び Thomas Hobbes, Leviathan, edited by Richard Tuck, Cambridge, 1991 を参照して訳出
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
人間世界における自然状態は、絶対的に自由な状態であるがゆえに各人の各人に対する戦いが絶えない。これをいかに脱し、平和と安全を確立するか—。感覚器官の分析から始まる人間把握を経て、人々が自らの権利を、一人の人間あるいは合議体に譲渡し、政治的共同体を設立していく理路が解明される。イングランドの内乱を背景に、哲学と宗教論の全域にまで考察を行った書『リヴァイアサン』は、近代政治哲学を大きく切り拓くこととなった。この一大古典を17世紀という時代の特性を踏まえた明晰な新訳で届ける。上巻には「第一部 人間について」「第二部 政治的共同体について」までを収める。全2巻。
目次
- 第1部 人間について(感覚について;想像について;想像の継起あるいは連続について;言葉について;推論および学問について ほか)
- 第2部 政治的共同体について(政治的共同体の諸原因、発生、定義について;設立による主権者の諸権利について;設立による政治的共同体のいくつかの種類および主権者権力の継承について;父権的支配権および専制的支配権について;臣民の自由について ほか)
「BOOKデータベース」 より