Bibliographic Information

消費社会を問いなおす

貞包英之著

(ちくま新書, 1706)

筑摩書房, 2023.1

Title Transcription

ショウヒ シャカイ オ トイナオス

Available at  / 172 libraries

Note

参考文献: p249-262

Description and Table of Contents

Description

平成のデフレ不況を乗り越えてもなお、消費社会は私たちの生活全体を覆い尽くしている。消費社会がもたらしたのは「豊かさ」ばかりでなく、深刻な格差や環境問題でもあった。一方で、消費社会はその根本において個人の自由かつ多様な生き方を実現し、今も多くの人々を魅了してやまない。大量消費の限界に向き合いつつ、消費社会が私たちにもたらした「自由」の意味をあらためて問いなおし、その可能性について、ベーシックインカムをはじめとする政策提言も視野に検討する。

Table of Contents

  • 第1章 消費社会はいかにして生まれたのか?(消費社会という「理想」;二〇世紀の消費社会論 ほか)
  • 第2章 消費社会のしなやかさ、コミュニケーションとしての消費(「賢い」消費;情報の海 ほか)
  • 第3章 私的消費の展開—私が棲まう場所/身体という幻影(ゲームの規則;住居—ニュートラルな居場所 ほか)
  • 第4章 さまざまな限界(経済という限界;環境という限界 ほか)
  • 第5章 消費社会(へ)の権利(消費社会の限界;ベーシックインカムという「理想」 ほか)

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Details

  • NCID
    BD00248169
  • ISBN
    • 9784480075338
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    269p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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