子どもの文化人類学
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書誌事項
子どもの文化人類学
(ちくま学芸文庫, [ハ58-1])
筑摩書房, 2023.1
- タイトル読み
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コドモ ノ ブンカ ジンルイガク
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注記
晶文社 1979年刊の文庫化
シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
極北の雪原に生きる狩猟民ヘヤー・インディアンたちは子育てを「あそび」として性別、血縁に関係なく楽しむ。ジャカルタの裏町に住むイスラム教徒は、子どもの喧嘩を「本人同士のビジネス」と言って止めない。本書は、環境や習慣が異なる社会における親子、子どものありかたをいきいきと描き出した文化人類学的エッセイである。どのような社会に生まれても子どもは幅広い可能性を内包しながら成長していくことが、みずからのフィールドワーク経験をもとにつづられる。鮮彩なエピソードの数々が胸を打つ名著。
目次
- 切ることと創ること
- 親の仕事を知らない子どもたち
- からだとつきあう
- 一人で生きること
- けんかをどうとめるか
- 親子のつながり
- あそび仲間のこと
- 「あそび」としての子育て
- 「親にならない」という決断
- 自然の中で作るおもちゃ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より