西アジア・南アジアの帝国 : 一六~一八世紀
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書誌事項
西アジア・南アジアの帝国 : 一六~一八世紀
(岩波講座世界歴史 / 荒川正晴 [ほか] 編集委員, 13)
岩波書店, 2023.1
- タイトル別名
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西アジア・南アジアの帝国 : 16~18世紀
西アジア南アジアの帝国 : 一六~一八世紀
- タイトル読み
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ニシ アジア・ミナミ アジア ノ テイコク : ジュウロク~ジュウハチセイキ
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注記
そのほかの執筆者: 近藤信彰, 真下裕之, 小笠原弘幸, 藤井守男, 太田信宏, 米岡大輔, 桝屋友子, 鴨野洋一郎, 熊倉和歌子, 羽田正, 川本智史, 太田啓子, 阿部克彦, 長谷部史彦
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
一六世紀の西アジア・南アジアには、オスマン、サファヴィー、ムガルの三帝国が鼎立した。各帝国は、中央集権的な支配体制により、多宗教、多民族、多様な社会規範を内包する地域社会を有機的に結び付け、「近世」アジアの繁栄を現出させた。三帝国の遺産がやがてこの地域の「近代」の礎となる—多様性への柔軟性と、イスラム優位のもとでの多宗教の共生を特徴とするこの地域の「近世」を、法秩序、王権の正統性、思想、ジェンダー表象、交易などの視点を交えて豊かに描き出す。
目次
- 展望 Perspective(西アジア・南アジアの近世帝国)
- 問題群 Inquiry(近世のオスマン社会;サファヴィー帝国におけるシーア派法秩序の形成;ムガル帝国における国家・法・地域社会)
- 焦点 Focus(オスマン王権とその正統性—血統、聖性、カリフ;シーア派世界の深化(一六世紀‐一八世紀);デカン・南インド諸国家の歴史的展開;バルカンにおけるイスラム受容—ボスニア・ヘルツェゴヴィナの場合;絵画に描かれた女性たち;地中海さまざまな繊維や織物が行き交う場;ナイル灌漑をめぐる近世エジプト社会と帝国)
「BOOKデータベース」 より