統一教会 : 性・カネ・恨 (ハン) から実像に迫る
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書誌事項
統一教会 : 性・カネ・恨 (ハン) から実像に迫る
(中公新書, 2746)
中央公論新社, 2023.3
- タイトル別名
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統一教会 : 性カネ恨から実像に迫る
統一教会 : 性・カネ・恨から実像に迫る
- タイトル読み
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トウイツ キョウカイ : セイ・カネ・ハン カラ ジツゾウ ニ セマル
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注記
参考文献: p324-328
内容説明・目次
内容説明
一九五四年、文鮮明によって創設された統一教会。戦後韓国で勃興したキリスト教系新宗教の中でも小規模な教団だったが、日本に渡ったのち教勢を拡大、巨額の献金を原資に財閥としても存在感を強めた。「合同結婚式」と呼ばれる特異な婚姻儀礼、日本政治への関与、霊感商法や高額献金、二世信者―。異形の宗教団体はいかに生まれ、なぜ社会問題と化したのか。歴史的背景、教義、組織構造、法的観点などから多角的に論じる。
目次
- 第1章 メシヤの証し―文鮮明とは何者か(再臨主の死と相続をめぐる争い;韓国の民衆宗教とキリスト教;統一教の形成)
- 第2章 統一原理と学生たち―勝共による日本宣教(日本宣教と初期信者たち;統一教会と政治運動;統一教会と学生運動;統一教会の説教)
- 第3章 統一教会による人材と資金調達の戦略―布教・霊感商法・献金(日本統一教会の使命;資金調達の組織構造;勧誘・教化の過程と回心のメカニズム;主婦・高齢者と先祖解怨)
- 第4章 祝福と贖罪―韓国の日本人女性信者(祝福;韓日祝福と信仰生活;祝福家庭の実態とジェンダー不平等)
- 第5章 統一教会の現在と未来―法的規制と新宗教(統一教会による違法行為;安倍元首相銃撃事件;統一教会の解散命令請求と宗教規制;被害救済の道筋)
「BOOKデータベース」 より