「わたし」から始まる社会学 : 家族とジェンダーから歴史、そして世界へ
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書誌事項
「わたし」から始まる社会学 : 家族とジェンダーから歴史、そして世界へ
有斐閣, 2023.3
- タイトル別名
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Starting sociology from the personal : family and gender through historical and global perspectives
わたしから始まる社会学 : 家族とジェンダーから歴史そして世界へ
- タイトル読み
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ワタシ カラ ハジマル シャカイガク : カゾク ト ジェンダー カラ レキシ ソシテ セカイ エ
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注記
その他の編者: 中島満大, 中里英樹, 森本一彦, 落合恵美子
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
パーソナル イズ ポリティカル!自分の中の「なんで?」から始めて、その問いに潜む社会の特性を考える。個人的なことが社会的なことにつながる、その面白みを味わいながら、歴史や比較といった社会学の射程の広さ、アプローチの多様性を体感できる、ユニークな一冊。
目次
- 序 パーソナル・イズ・ポリティカル―“わたし”から始まる社会学のゆくえ
- 第1部 「近代家族」は変わったか(妻の脱主婦化の落とし穴と夫の働き方の問題―家内労働時間を含めた総労働時間の長期間の分析から;女性就業の地域的多様性―福井県におけるM字型カーブの推移;日本における「近代家族論」の展開と社会へのインパクト―新聞の子育て言説を中心に;育児と仕事の競合―中国における「専業ママ」の母親規範を問い直す;「タイガー」マザーと「不合格」母―アメリカ中華系の親子関係と中国の親子関係の比較)
- 第2部 わたしたちはどこから来てどこへゆくのか(子どもはどちらについていくのか―徳川時代の子どもと離婚;伝統家族の複数性を読み解く―歴史人口学からの接近;日本的近代化と家の展開―先祖祭祀の変化を中心として;日本における「近代のエスノグラフィー」の誕生―権田保之助の民衆娯楽論の一考察)
- 第3部 国境を越える家族/国境を越える研究(“外国人の子どもの声”が声になるまで―特別支援学校への進学を「決めた」のは誰か;国際結婚で「第1の近代」は揺らいだのか;2つのオリエンタリズム―現代フランスのイスラモフォビアと方法論的オリエンタリズム;非西洋文化圏における家族研究―東アジア、東ヨーロッパとトルコを事例に)
「BOOKデータベース」 より