日本政教関係史 : 宗教と政治の一五〇年

書誌事項

日本政教関係史 : 宗教と政治の一五〇年

小川原正道著

(筑摩選書, 0254)

筑摩書房, 2023.4

タイトル別名

日本政教関係史 : 宗教と政治の150年

タイトル読み

ニホン セイキョウ カンケイシ : シュウキョウ ト セイジ ノ ヒャクゴジュウネン

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

宗教と政治の関係を考えるには、近現代史を踏まえねばならない。本書は日本の宗教行政・政策史を概観し、重要なトピックをその中に位置づけ分析する。明治以来、政府は宗教団体法の制定を模索し、昭和にようやく国民精神動員の名目で成立させたが戦後、占領軍が廃止を命令。1951年成立の宗教法人法が宗教団体の自由と自治を大幅に認め、政教分離を明確に定めた。キリスト教公認問題、内村鑑三不敬事件、戦争と宗教、靖国問題などトピックから政教関係の全体像を照射する。

目次

  • 第1章 近現代日本の宗教行政史概観 1868‐2019
  • 第2章 教育と宗教の衝突 1890‐1893
  • 第3章 内地雑居とキリスト教公認問題 1894‐1903
  • 第4章 公害・戦争・遊郭・社会主義との対峙 1890‐1911
  • 第5章 飢饉と救済 1905‐1906
  • 第6章 宗教団体法の整備過程 1899‐1939
  • 第7章 「大東亜共栄圏」と仏教哲学者 1916‐1945
  • 第8章 満洲国の「靖国」 1935‐1945
  • 第9章 靖国神社の近現代史 1869‐2019

「BOOKデータベース」 より

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