関東軍 : 満洲支配への独走と崩壊
Author(s)
Bibliographic Information
関東軍 : 満洲支配への独走と崩壊
(中公新書, 2754)
中央公論新社, 2023.5
- Title Transcription
-
カントウグン : マンシュウ シハイ エノ ドクソウ ト ホウカイ
Available at / 251 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
主要参考文献: p291-303
Description and Table of Contents
Description
関東軍は、一九一九年に中国・関東州と南満洲鉄道附属地の保護を目的に成立した。しかし、一九二八年の張作霖爆殺事件や三一年の満洲事変など、日本政府・陸軍中央の統制から外れて行動し、多くの謀略に関与した。「独走」の代名詞として悪名高い組織は、どのようにして生まれたのか。軍事・外交史研究の蓄積に、中国側の史料も踏まえ、組織制度、軍人たちの個人的特性、満洲の現地勢力との関係から解き明かす。
Table of Contents
- 序章 前史―一九〇四〜一九年
- 第1章 関東軍の誕生―一九一九〜二三年
- 第2章 張作霖爆殺事件―一九二三〜二八年
- 第3章 満洲事変と満洲国―一九二八〜三二年
- 第4章 在満機関統一と満洲国統治―一九三二〜三五年
- 第5章 華北・内モンゴル工作の推進―一九三五〜三八年
- 第6章 日ソ戦争と軍の崩壊―一九三九〜四五年
- 終章 帝国日本と関東軍
by "BOOK database"