タイミングの社会学 : ディテールを書くエスノグラフィー

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タイミングの社会学 : ディテールを書くエスノグラフィー

石岡丈昇著

青土社, 2023.5

タイトル読み

タイミング ノ シャカイガク : ディテール オ カク エスノグラフィー

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注記

参考文献: 巻末piv-xv

内容説明・目次

内容説明

フィールドワークが世界の見方を変える―舞台は、マニラの貧困地区。突然試合が中止だと告げられるボクサー、自宅が急に目の前で破壊されるスラム街の住人、常に主人の顔色を窺う家事労働者…。何が起こるかわからない明日を待ち、絶えざる今を生きのびるとはどういうことか。かれらが生きる時間のディテールをともに目撃し、ともに書くための理論と思想。

目次

  • 序章 暗がりの部屋
  • 第1章 不確実な減量―待機するボクサー
  • 第2章 共同生活―ボクシング・キャンプについて
  • 第3章 対象化された貧困
  • 第4章 レジリエンス
  • 第5章 解釈労働
  • 第6章 立ち退きの時計
  • 第7章 時間―空間の伸縮
  • 第8章 根こぎ―フィールドノートから
  • 第9章 疲弊
  • 第10章 癖―不可量領域の記述
  • 終章 抑圧の時計

「BOOKデータベース」 より

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