書誌事項

入管の解体と移民庁の創設 : 出入国在留管理から多文化共生への転換

加藤丈太郎編著 ; 指宿昭一 [ほか執筆]

(移民・ディアスポラ研究 = Migrants and diasporas studies / 駒井洋監修, 10)

明石書店, 2023.5

タイトル読み

ニュウカン ノ カイタイ ト イミンチョウ ノ ソウセツ : シュツニュウコク ザイリュウ カンリ カラ タブンカ キョウセイ エノ テンカン

大学図書館所蔵 件 / 122

この図書・雑誌をさがす

注記

監修: 駒井洋

その他の執筆者: 篠原拓生, 平野雄吾, 滝朝子, 田巻松雄, 大西広之, 渡邉祐樹, 木下洋一, 水上洋一郎, テッサ・モーリス=スズキ, 外村大, ファーラー・グラシア, 小熊英二, 小林真生, 近藤敦

出入国在留管理庁および「出入国管理及び難民認定法」にかかわる年表: p292-293

参考文献あり

内容説明・目次

目次

  • 序章 出入国在留管理庁の解体と移民庁の創設
  • 第1部 人権無視の外国人管理(ウィシュマさん死亡事件;強化される在留管理;「無法」地帯と暴力―入管収容における暴行、懲罰の実態;入管収容における性差別主義と多様な性の迫害;日系ブラジル人Tの収容と強制送還)
  • 第2部 元入管職員の『中の視点』から(日本における出入国在留管理組織人事の現状と課題;入管内でのいじめ;入管の恣意的な判断;交流共生庁の創設)
  • 第3部 入管の歴史(冷戦と戦後入管体制の形成;戦前から戦後へ―特高警察的体質の保持;冷戦と経済成長下の日本の「外国人問題」;1990年から21世紀における出入国在留管理)
  • 第4部 移民庁の創設に向けて(日本における「民族的」アイデンティティ―「民族」概念の創出と伝播;レイシズムを根底にもつ入管の課題―名古屋入管収容者死亡事件を手掛かりに;諸外国の移民庁の成り立ち―入管・統合政策担当機関と収容・永住・帰化のあり方)
  • 終章 出入国在留管理から「双方向」の多文化共生へ

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ