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古代中国説話と真相

落合淳思著

(筑摩選書, 0259)

筑摩書房, 2023.7

タイトル別名

古代中国 : 説話と真相

タイトル読み

コダイ チュウゴク セツワ ト シンソウ

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注記

主要参考文献: p337-350

内容説明・目次

内容説明

殷の紂王の“酒池肉林”、呉王夫差と越王句践の“臥薪嘗胆”、秦の始皇帝の“焚書坑儒”…、『史記』にも記され、広く知られる古代中国の説話は真実か?もちろん、これらは後世の創作である。本書では、信頼できる資料に拠って、これらの虚構を検証すると共に、貴族制が専制君主制に移行した春秋・戦国時代の社会制度、勢力バランス、法治システムを浮彫りにする。説話を検証し、中国古代史をいきいきと再構築してみせる意欲作!

目次

  • 古代中国の説話
  • 第1部 上古の時代(三皇五帝―禅譲・放伐;夏の禹王―九州の治水 ほか)
  • 第2部 春秋時代(斉の管仲―衣食足りて礼節を知る;楚の荘王―鼎の軽重を問う ほか)
  • 第3部 戦国時代・秦(魏の恵王―五十歩百歩;蘇秦と張儀―合従連衡 ほか)
  • 終章 古代中国史の研究方法

「BOOKデータベース」 より

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