スヌーピーがいたアメリカ : 『ピーナッツ』で読みとく現代史

書誌事項

スヌーピーがいたアメリカ : 『ピーナッツ』で読みとく現代史

ブレイク・スコット・ボール著 ; 今井亮一訳

慶應義塾大学出版会, 2023.8

タイトル別名

Charlie Brown's America : the popular politics of Peanuts

スヌーピーがいたアメリカ : ピーナッツで読みとく現代史

タイトル読み

スヌーピー ガ イタ アメリカ : 『ピーナッツ』デ ヨミトク ゲンダイシ

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注記

参考文献: p346-357

内容説明・目次

内容説明

20世紀を代表するキャラクターの一つ、「スヌーピー」を生み出した漫画『ピーナッツ』。無邪気でかわいらしい登場人物たちとは対照的に、そこに込められていたのは冷戦期のアメリカ社会が直面する現実に対するきわめて政治的なメッセージだった―。半世紀にわたって連載されたコミックはもちろん、各種世論調査や新聞・雑誌記事、キャラクターが利用された広告・パンフレット、さらには作者チャールズ・M・シュルツに寄せられたファンレターに至るまで精緻に分析。ピーナッツ・ギャングの目を通して見るもう一つの戦後アメリカ史。

目次

  • 序章
  • 第1章 きみはいいひと、チャールズ・シュルツ―アメリカンオリジナルの形成
  • 第2章 未来が怖い―『ピーナッツ』の起源としての冷戦
  • 第3章 チャーリー・ブラウンに祝福あれ―『ピーナッツ』と福音派カウンターカルチャー
  • 第4章 クロスハッチ・イズ・ビューティフル―フランクリンに見る肌の色は無関係と、人種統合の限界
  • 第5章 スヌーピーはベトナムのヒーロー―ベトナム戦争への心理的葛藤と共感
  • 第6章 エネルギーの節約はいいことだ―『ピーナッツ』における自然と環境倫理
  • 第7章 「私にはヴィジョンがあるの、チャーリー・ブラウン」―女性運動の時代における『ピーナッツ』(性役割、妊娠中絶権、性教育)
  • エピローグ 帰っておいで、スヌーピー

「BOOKデータベース」 より

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