「家庭」の誕生 : 理想と現実の歴史を追う

書誌事項

「家庭」の誕生 : 理想と現実の歴史を追う

本多真隆著

(ちくま新書, 1760)

筑摩書房, 2023.11

タイトル別名

家庭の誕生 : 理想と現実の歴史を追う

タイトル読み

「カテイ」ノ タンジョウ : リソウ ト ゲンジツ ノ レキシ オ オウ

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注記

参考文献: p361-382

内容説明・目次

内容説明

イエ、家族、ホーム、ファミリーなど、多くの名が生まれた理由は、その言葉を用いないと表現できない現象や思いがあったためだ。「家庭」には、リベラル、保守、それぞれの理想が託されてきたが、一方でその理想と現実には様々な乖離があった。明治から昭和、平成、現代まで、それらをめぐる錯綜した議論をときほぐしていくことで、近現代日本の新たな一面に光をあてる。

目次

  • 序章 イデオロギーとしての「家庭」
  • 第1章 「家庭」の誕生―「ホーム」の啓蒙
  • 第2章 サラリーマンと主婦―「家庭」と国家統制
  • 第3章 「明るい民主的な家庭」の困難―「家」から「家庭」へ
  • 第4章 企業・団地・マイホーム―一億総中流と「家庭」
  • 第5章 理念と実態の乖離―むき出しになる「家庭」
  • 終章 「家庭」を超えて

「BOOKデータベース」 より

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