日蓮 : 「闘う仏教者」の実像
著者
書誌事項
日蓮 : 「闘う仏教者」の実像
(中公新書, 2779)
中央公論新社, 2023.11
- タイトル別名
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闘う仏教者の実像
- タイトル読み
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ニチレン : 「タタカウ ブッキョウシャ」ノ ジツゾウ
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注記
参考文献: p194-198
日蓮略年譜: p199-201
内容説明・目次
内容説明
地震や疫病、蒙古襲来など、激動の鎌倉時代を生きた日蓮。天台宗ほか諸宗を学び、三二歳で日蓮宗を開いて法華経の信仰を説いた。鎌倉を本拠に辻説法で他宗を攻撃して圧迫を受け、建白書『立正安国論』の筆禍で伊豆に、のちには佐渡に配流された。死をも恐れぬ「闘う仏教者」のイメージがある一方、民衆の苦しみに寄り添う姿も垣間見られる日蓮。自筆の書簡、数多くの著作をはじめ、史料を博捜して、その思想と人物像に迫る。
目次
- 第1章 立教開宗へ(安房に生まれる;貫名氏の出身 ほか)
- 第2章 立正安国への思いと挫折(鎌倉での日蓮;『守護国家論』 ほか)
- 第3章 蒙古襲来と他宗批判(念仏系寺院の展開と法難;伊豆配流 ほか)
- 第4章 佐渡への配流(文永八年の法難;教団の離散と改宗者の出現 ほか)
- 第5章 身延山の暮らし(日蓮赦免;身延入山 ほか)
「BOOKデータベース」 より