人類歴史哲学考
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書誌事項
人類歴史哲学考
(岩波文庫, 青N(38)-608-2)
岩波書店, 2023.12
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- タイトル別名
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Ideen zur Philosophie der Geschichte der Menschheit
人類歴史哲学考
Outlines of a philosophy of the history of man
Idées sur la philosophie de l'histoire de l'humanité
- タイトル読み
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ジンルイ レキシ テツガクコウ
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注記
翻訳の底本: Johann Gottfried Herder. Sämtliche Werke. (Hrsg. von Bernhard Suphan). Bd. XIII. Berlin 1887, Bd. XIV. Berlin 1909
標題紙・表紙のシリーズ番号表示: 38-608-2
背表紙のシリーズ番号表示: 青N608-2
内容説明・目次
内容説明
第二部の第六‐九巻を収録。諸大陸の様々な気候帯と民族文化の関連を俯瞰した後、人間に内在する有機的力を軸に、知性や幸福について考察する。カントとは一線を画し、人種概念を否定して人類の多様性を求めたヘルダーの、独特な自然観・人間観が展開される。
目次
- 第6巻(北極周辺の諸民族の有機組織;地球の背であるアジア周辺の諸民族の有機組織 ほか)
- 第7巻(人類はかくも多種多様な形で地球上にその姿を現しているが、どこにおいても一つの同じ人類である;一つの人類は地球上のいたるところで風土化されてきた ほか)
- 第8巻(人間の感覚は形態や風土とともに変化する。しかしいたるところで人間による感覚の使用はフマニテートに至るものである;人間の想像力はいたるところで有機組織と風土に即している。しかしそれはいたるところで伝承によって導かれている ほか)
- 第9巻(人間はとかくすべてを自分自身から産み出すと思い込んでいるが、自己の能力の発展においては他のものに左右されるところがきわめて大きい;人間形成の特別の手段は言語である ほか)
「BOOKデータベース」 より