キェルケゴール : 生の苦悩に向き合う哲学
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書誌事項
キェルケゴール : 生の苦悩に向き合う哲学
(ちくま新書, 1772)
筑摩書房, 2024.1
- タイトル読み
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キェルケゴール : セイ ノ クノウ ニ ムキアウ テツガク
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注記
読書案内: p301-305
参考文献: p309-312
著作年表: 巻末pi-ii
内容説明・目次
内容説明
キリスト教国家デンマークに生まれ、いまなお哲学史にその名を刻むセーレン・キェルケゴール。母や兄弟との死別、厳格な父との葛藤、放蕩、婚約者との破局―。不憫な日々を過ごした青年は、孤独と憂愁の淵で深くへりくだる。その愚直な信仰と思索のあいだに立ち上がった“実存哲学”とはいかなる企てだったのか。『死に至る病』『不安の概念』などの代表作のみならず、残された膨大な日記や手紙を読み解き、“神に仕えるスパイ”という使命を生きた人間キェルケゴールの実像にせまる。
目次
- 序章 神に仕えるスパイ
- 第1章 原点
- 第2章 著作家として立つ
- 第3章 美的著作という餌をまく
- 第4章 美的著作
- 第5章 宗教的著作と『非学問的後書き』
- 第6章 逡巡
- 第7章 汝自身を知れ
- 第8章 牙を研ぐ
- 第9章 教会闘争
- 終章 死とその後
「BOOKデータベース」 より