他者といる技法 : コミュニケーションの社会学

書誌事項

他者といる技法 : コミュニケーションの社会学

奥村隆著

(ちくま学芸文庫, [オ37-1])

筑摩書房, 2024.2

タイトル読み

タシャ ト イル ギホウ : コミュニケーション ノ シャカイガク

大学図書館所蔵 件 / 68

注記

日本評論社1998年刊の再刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

わたしたちが日々意識せずにおこなう「他者といる技法」。そのすばらしさや正しさだけでなく、苦しみや悪も含めて、できるかぎり透明に描くにはどうしたらよいか―。思いやりとかげぐち、親と子のコミュニケーション、「外国人」の語られ方、マナーを守ることといった様々な技法から浮かび上がるのは、“承認と葛藤の体系としての社会”と“私”との間の、複雑な相互関係だ。ときに危険で不気味な存在にもなる他者とともにいる、そうした社会と私自身を問いつづけるための、数々の道具を提供する書。

目次

  • 序章 問いを始める地点への問い―ふたつの「社会学」
  • 第1章 思いやりとかげぐちの体系としての社会―存在証明の形式社会学
  • 第2章 「私」を破壊する「私」―R・D・レインをめぐる補論
  • 第3章 外国人は「どのような人」なのか―異質性に対処する技法
  • 第4章 リスペクタビリティの病―中間階級・きちんとすること・他者
  • 第5章 非難の語彙、あるいは市民社会の境界―自己啓発セミナーにかんする雑誌記事の分析
  • 第6章 理解の過少・理解の過剰―他者といる技法のために

「BOOKデータベース」 より

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