元朝秘史 : チンギス・カンの一級史料
著者
書誌事項
元朝秘史 : チンギス・カンの一級史料
(中公新書, 2804)
中央公論新社, 2024.5
- タイトル別名
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チンギスカンの一級史料
- タイトル読み
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ゲンチョウ ヒシ : チンギス・カン ノ イッキュウ シリョウ
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注記
参考文献: p269-273
関連略年表: p274-277
内容説明・目次
内容説明
蒼き狼と白き牝鹿の伝説に始まる『元朝秘史』。チンギス・カンの生涯と事績を中心に、はるかなる祖先の系譜から第二代君主オゴタイの治世までを綴った、モンゴル帝国研究に不可欠な文献である。史書ながら、異母弟殺し、妻ボルテの誘拐、後継の座をめぐる息子たちのいさかいなど、生々しいエピソードも少なくない。魅力に富む壮大な歴史絵巻を、現地での発掘調査に長年携わってきた考古学者が、新知見を踏まえて解説する。
目次
- 『元朝秘史』のかたち
- 目に火あり、面に光あり―チンギス・カンの系譜
- 影より外に伴なく―チンギス・カンの生い立ち
- 国を載せて持ち来たり―統一への始動
- ジャウト・クリ―若き日の三大合戦
- 留鳥と渡り鳥―ジャムカの策謀
- バルジュナの水―トオリルとの決別
- 貪る鷹の如く―ナイマン部族との対決
- 九脚の白き馬印―モンゴル高原の統一
- 古参と新参―統治組織の編成
- 母知りて心に憂う―初期政権の動揺
- 高き嶺を越えて―金国と西域への遠征
- いかんぞ退かん、死すとも―チンギス・カンの最期
- 『元朝秘史』とその時代
「BOOKデータベース」 より