アルジャイ石窟 : モンゴル帝国期草原の道の仏教寺院
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書誌事項
アルジャイ石窟 : モンゴル帝国期草原の道の仏教寺院
(筑摩選書, 0290)
筑摩書房, 2024.10
- タイトル別名
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モンゴルのアルジャイ石窟 : その興亡の歴史と出土文書
モンゴルの仏教寺院 : 毛沢東とスターリンが創出した廃墟
- タイトル読み
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アルジャイ セックツ : モンゴル テイコクキ ソウゲン ノ ミチ ノ ブッキョウ ジイン
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注記
「モンゴルのアルジャイ石窟 : その興亡の歴史と出土文書」 (風響社 2008年刊) を全面的に書き直し, 「モンゴルの仏教寺院 : 毛沢東とスターリンが創出した廃墟」 (風響社 2021年刊) の第一章と「あとがき」を新たに加えたもの
参考文献: p239-255
内容説明・目次
内容説明
十三世紀のモンゴル帝国時代に大きく栄えた、内モンゴル草原の知られざる石窟寺院、アルジャイ石窟。その歴史と文化を歴史人類学的視点と文献学的視点の両面から解説する初めての本。モンゴルとチベット仏教の関係から説き起こし、アルジャイ石窟をめぐる政治的・宗教的勢力の興亡を描きつつ、石窟寺院の考古学的特徴と石窟内部の貴重な壁画や文字・写本などの文化財を紹介。チベット仏教の世界化へのモンゴル人の関わりと、草原の道、遊牧民の世界での仏教信仰の実態を解明する。
目次
- プロローグ モンゴル草原の仏教信仰
- 第1章 モンゴルとチベット仏教との関係
- 第2章 北魏とチンギス・ハーンの石窟
- 第3章 伝説と記憶のアルジャイ石窟寺院
- 第4章 流転の石窟寺院
- 第5章 大元王朝のウイグル文字モンゴル語題辞
- 第6章 草原の僧侶が聴く英雄叙事詩
- 第7章 シルクロード草原の道に栄えた石窟寺院
- エピローグ 廃墟となった菩提寺
「BOOKデータベース」 より