アニメーションと国家 : 戦うキャラクター、動員されるアニメーター
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アニメーションと国家 : 戦うキャラクター、動員されるアニメーター
フィルムアート社, 2025.3
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アニメーションと国家 : 戦うキャラクター動員されるアニメーター
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アニメーション ト コッカ : タタカウ キャラクター、ドウイン サレル アニメーター
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Note
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
博士論文「戦争とアニメーション : 文化の制度化をめぐる一考察」 (関西学院大学, 2010年提出) を基盤とし, 大幅に加筆・修正し, 再構成したもの
Contents of Works
- アニメーションの制度化と戦争
- 戦前のアニメーションとその社会的位置
- 文化政策に動員されるアニメーション
- アニメーターの誕生
- 境界と他者の二類型
- フランスにおけるアニメーションと国家
- 拡張する空間とアニメーション
- 聖地巡礼による空間価値の創出
- 現代日本のアニメーション産業とアニメーター
- 受け継がれる「漫画映画の志」
Description and Table of Contents
Description
アニメーターはいかに生まれ、アニメーションはどのように「国民文化」となったのか?国家の介入によって大きく変化したアニメーション。プロパガンダ作品の分析や日仏の比較だけでなく、聖地巡礼、現在のアニメーターの労働環境、『君たちはどう生きるか』といった現代の事象や作品も扱いながら、アニメーションと戦争、そして国家との関係を捉え直す!
Table of Contents
- 序章 アニメーションの制度化と戦争―空間の再編成の表現様式
- 第1章 戦前のアニメーションとその社会的位置―個人制作から集団制作へ
- 第2章 文化政策に動員されるアニメーション―他者への認識と文化の序列化
- 第3章 アニメーターの誕生―アニメーション産業の基盤の胚胎
- 第4章 境界と他者の二類型―『桃太郎 海の神兵』における空間の再編成
- 第5章 フランスにおけるアニメーションと国家―植民地および連合国へのまなざし
- 第6章 拡張する空間とアニメーション―国家、他者そして宇宙
- 第7章 聖地巡礼による空間価値の創出―背景美術と能動的オーディエンス
- 第8章 現代日本のアニメーション産業とアニメーター―戦争を経て現在に
- 終章 受け継がれる「漫画映画の志」―グリモー、高畑勲から宮﨑駿へ
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