集団はなぜ残酷にまた慈悲深くなるのか : 理不尽な服従と自発的人助けの心理学

Bibliographic Information

集団はなぜ残酷にまた慈悲深くなるのか : 理不尽な服従と自発的人助けの心理学

釘原直樹著

(中公新書, 2851)

中央公論新社, 2025.4

Other Title

集団はなぜ残酷にまた慈悲深くなるのか : 理不尽な服従と自発的人助けの心理学

Title Transcription

シュウダン ワ ナゼ ザンコク ニ マタ ジヒブカク ナルノカ : リフジンナ フクジュウ ト ジハツテキ ヒトダスケ ノ シンリガク

Available at  / 238 libraries

Note

表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)

註・参考文献: p254-266

Description and Table of Contents

Description

組織の不祥事が報道されると「自分なら絶対にやらない」と思う。だが、いざ当事者になると、個人ならしない悪事でも多くの人は不承不承、あるいは平気でしてしまう。なぜ集団になると、簡単に同調・迎合し、服従してしまうのか。著者は同調や服従に関する有名な実験の日本版を実施し、その心理を探る。一方でタイタニック遭難など、緊急時に助け合い、力を発揮するのも集団の特性である。集団の光と闇を解明する試み。

Table of Contents

  • 序章 集団とは何か
  • 第1章 わが国で行われた服従実験で明らかになったことは何か
  • 第2章 服従の理由は?第三者の感想は?実験の問題点は?
  • 第3章 同調行動はなぜ起きるのか
  • 第4章 現代日本人の同調の特色は何か
  • 第5章 同調行動はどのように拡散するのか
  • 第6章 緊急事態では人は理性的に振る舞うのか
  • 第7章 航空機事故発生時の機内で人々はどのように行動したのか
  • 終章 集団の光と影に何が影響するか

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