近代小説の表現機構
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近代小説の表現機構
(ちくま学芸文庫, ア52-1)
筑摩書房, 2025.11
- タイトル読み
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キンダイ ショウセツ ノ ヒョウゲン キコウ
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注記
表現種別: テキスト (ncrcontent), 機器種別: 機器不用 (ncrmedia), キャリア種別: 冊子 (ncrcarrier)
引用本文について: p549-550
岩波書店2012年3月刊の文庫化
収録内容
- 「表現機構」とは何か
- 「小説家」という機構
- 「言文一致」のよそおい
- 一人称の近代
- 「個人主義」という幻想
- 反照装置としての「自然」
- 表現機構としての「文壇」
- 「私小説」とは何か
- 自意識と「死」の形象
- 交差する「自己」
- 森鷗外『舞姫』
- 泉鏡花『高野聖』
- 田山花袋『蒲団』
- 森鷗外『雁』
- 志賀直哉『和解』
- 有島武郎『カインの末裔』
- 芥川龍之介『舞踏会』
- 牧野信一『鱗雲』
- 井伏鱒二の初期一人称小説
- 小林秀雄『新人Xへ』
- 太宰治『人間失格』
- 埴谷雄高『死霊』
- 戦後文学における〈恥〉の形象
内容説明・目次
内容説明
小説はいかにしてみずから「小説」であることを騙りうるのか。小説は「小説」と銘打たれているから小説なのではない。小説もまたみずから「小説」であろうと精一杯に努め、これをよそおうがゆえに、はじめて「小説」として認知される。小説が小説たろうとするための“よそおい”や“みぶり”を「表現機構」と名付け、分析概念の核に据えて考察することで、近代小説の全体像に新たな見取り図を示す。第1部で、視点、人称、言文一致体、写実主義・個人主義などの理念、自然という概念、私小説、文壇など、複眼的な観点から論じ、第2部では個々の作品からその有用性を確認する。文学研究のあり方を実践的に問う名著。やまなし文学賞・角川源義賞受賞作。
目次
- 第1部(「小説家」という機構;「言文一致」のよそおい;一人称の近代;「個人主義」という幻想;反照装置としての「自然」 ほか)
- 第2部(森鷗外『舞姫』―“重霧の間”にあるもの;泉鏡花『高野聖』―三つの一人称;田山花袋『蒲団』―共犯する語り;森鷗外『雁』―ロマンの生成;志賀直哉『和解』―〈不愉快〉と〈調和〉 ほか)
「BOOKデータベース」 より
