和辻哲郎
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書誌事項
和辻哲郎
(20世紀思想家文庫, 17)
岩波書店, 1986.3
- タイトル読み
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ワツジ テツロウ
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和辻哲郎
1986
限定公開 -
和辻哲郎
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注記
和辻哲郎の肖像あり
年譜: p273-280
文献案内: p281-284
内容説明・目次
内容説明
和辻哲郎の宇宙—そこは,現象学と身体論の交わる場所.『古寺巡礼』『風土』『面とペルソナ』等は,明治以降の日本思想史に特異な光彩を放っている.輝きはどこから来るのだろうか.現代哲学におけるその先駆性とは,意味とは? 本書は数え年7歳の和辻の夢幻劇体験から始まる.歌舞伎と操り浄瑠璃を結ぶ不思議な糸をかいまみた《村の子》の身体感覚に遡り,学問精神の紡いだ思索の織目を読む.東西文化の渉猟,「民衆の構想力」への洞察と考証,《イデーをみる眼》と評されたその心性,文体—原点にふれる,はじめての和辻像.
目次
- 見出だされた時
- 人としてあること
- 風土としての空間
- 巡礼の時間
- かたりの時空
- 失われた時
「BOOKデータベース」 より