家族の政治学
著者
書誌事項
家族の政治学
みすず書房, 1979.1
- タイトル別名
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The politics of the family and other essays
- タイトル読み
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カゾク ノ セイジガク
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注記
文献: 巻末p[i]-iii
内容説明・目次
内容説明
『ひき裂かれた自己』につづく著者の精神医学的な著作『自己と他者』『経験の政治学』の続篇ともいうべき本書は、いわば前著の理論的総決算をなしている。またわずかではあるが実験病棟での患者の数値も示されている。『ひき裂かれた自己』の力点が分裂病者の内面空間におかれているのに対し、以後の著作には社会的領域への比重がつよい。分裂病者と家族の研究は著者のライフワークであって、反精神医学的主張もここに根をもつといえよう。
目次
- 第1部 エッセイ(家族と「家族」;社会状況への介入;「分裂病」と関連させての家族ならびに社会のコンテクストの研究)
- 第2部 家族の政治学(家族と無効化;家族のシナリオ;操作;規則とメタ規則;写像)
「BOOKデータベース」 より