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日本・1945年の視点

三輪公忠著

(UP選書, 251)

東京大学出版会, 1986.11

タイトル別名

日本・一九四五年の視点

日本1945年の視点

タイトル読み

ニホン 1945ネン ノ シテン

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内容説明・目次

内容説明

近代日本の国家と戦争。その全体像に精神史の立場から迫る!

目次

  • 第1章 1945年の視点(戦争目的の日本的設定;新渡戸稲造と矢内原忠雄;検閲制度下に自由を感じるとき;追放図書の行方)
  • 第2章 戦争と国民国家の形成(国民国家造出理論の挫折;ヘゲモニー確立のための戦争;徳治主義という東アジア的ヘゲモニー;「脱亜論」と「大東合邦論」;同化主義という日本的ヘゲモニー;国民統合と靖国神社)
  • 第3章 大正の青年と明治神宮の杜(「義賊」の系譜;暗殺者の天皇観と平泉澄;明治神宮の造営と大日本青年館;国際協調政策下の国家主義教育;ベルサイユ体制を批判する青年近衛文麿)
  • 第4章 アジア新秩序の理念と現実(中国非国論;「白禍」とアジア主義;大アジア主義活動の始動と離陸;東亜新秩序声明と斎藤隆夫)
  • 第5章 地域的普遍主義から地球的普遍主義へ(地政学の援用;戦後秩序への提言—「大東亜共同宣言」;「大東亜戦争」の両義性;脱国家的思想の戦前と戦後)
  • 第6章 国家の連続性と占領協力(共産主義革命を回避するために;終戦内閣の外相重光葵の場合;敗戦責任論的な1億総懴悔論からの出発;「天佑」と岩波茂雄;矢内原忠雄の復活;歴史の素材の改竄;戦前から戦後に貫流する理念)

「BOOKデータベース」 より

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