中国革命に生きる : コミンテルン軍事顧問の運命
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中国革命に生きる : コミンテルン軍事顧問の運命
(中公新書, 831)
中央公論社, 1987.2
- タイトル読み
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チュウゴク カクメイ ニ イキル : コミンテルン グンジ コモン ノ ウンメイ
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注記
主要参考文献:p215〜216
内容説明・目次
内容説明
第一次大戦後のドイツ革命の中で共産主義者になったオットー・ブラウンは、ソ連にのがれ、ついでコミンテルン軍事顧問として中国に派遣される。中共の革命根拠地・瑞金から長征をへて延安へ。この革命戦争の中でブラウン=李徳の体験したことは、いま中国が公表している“正史”とはかなり様相の違うものであった。著者は、革命に貢献しながら歴史から抹殺された人物を発掘し、彼の目を通して中国革命に新しい光をあてる。
目次
- 第1章 上海のオットー
- 第2章 コミンテルンの軍事顧問団(上海の中国共産党;毛沢東と王明との確執)
- 第3章 瑞金=中華ソヴェト共和国の首都にて(伍修権との出会い;毛沢東と周恩来の葛藤)
- 第4章 「短促突撃」論の栄光と挫折(蒋介石、第5次討伐戦を発動す;2人のドイツ人の対決)
- 第5章 遵義の葛藤
- 終章 さらば中国よ
- おわりに—オットー・ブラウンとエドガー・スノー
「BOOKデータベース」 より