ドン・キホーテ

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ドン・キホーテ

セルバンテス作 ; 永田寛定訳

（岩波文庫, 赤(32)-721-1〜6）

岩波書店, 1971.5-1978.9

改版

  • 正編1
  • 正編2
  • 正編3
  • 続編1
  • 続編2
  • 続編3

Other Title

El ingenioso hidalgo Don Quijote de la Mancha

Segvnda parte del ingenioso cavallero Don Qvixote de la Mancha

ドンキホーテ

Title Transcription

ドン・キホーテ

Available at  / 200 libraries

Note

改版は正編1〜続編1(1971.5-1978.9)の4冊

Description and Table of Contents

Volume

正編1 ISBN 9784003272114

Description

騎士道本を読み過ぎて妄想にとらわれ、古ぼけた甲胄に身を固め、やせ馬ロシナンテに跨って旅に出る。その時代錯誤と肉体的脆弱さで、行く先々で嘲笑の的となるが…。登場する誰も彼もがとめどもなく饒舌な、セルバンテスの代表作。
Volume

正編2 ISBN 9784003272121

Description

その名も高きドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャとその従士サンチョ・パンサ、例によって思い込みで漕刑囚たちを救ったあげく、逆に彼らに袋だたきにされ、身ぐるみはがれる散々な目に。主従はお上の手の者の目を逃れ、シエラ・モレーナの山中に。
Volume

正編3 ISBN 9784003272138

Description

一六、七世紀スペインの片田舎で、意気軒昂たるドン・キホーテが「冒険」を演じているとき、そこには、実は何ひとつ非日常的なことは起こっていない。彼の狂気が、けだるく弛緩した田舎の現実を勇壮な「現実」に変え、目覚ましい「冒険」を現出させる。
Volume

続編1 ISBN 9784003272145

Description

「後篇」では、ドン・キホーテの狂気は大きく様変わりする。もはや彼は、自らの狂気に欺かれることはない。旅篭は城ではなく旅篭に見え、田舎娘は粗野で醜い娘でしかない。ここにいるのは、現実との相克に悩み思案する、懐疑的なドン・キホーテである。
Volume

続編2 ISBN 9784003272152

Description

鷹狩りの一団の中でひときわあでやかな貴婦人が、挨拶に向ったサンチョ・パンサに言う。「あなたの御主人というのは、いま出版されている物語の主人公で、ドゥルシネーア・デル・トポーソとかいう方を思い姫にしていらっしゃる騎士ではありませんこと」。
Volume

続編3 ISBN 9784003272169

Description

物語も終盤にさしかかり、ドン・キホーテ主従は、当時実在のロケ・ギナール率いる盗賊団と出会い、さらにガレー船とトルコの海賊との交戦を目撃することになる。さて、待望の本物の冒険に遭遇したわがドン・キホーテの活躍は…。

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