最底辺 : トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ
著者
書誌事項
最底辺 : トルコ人に変身して見た祖国・西ドイツ
岩波書店, 1987.6
- タイトル別名
-
Ganz unten
- タイトル読み
-
サイテイヘン : トルコジン ニ ヘンシン シテ ミタ ソコク ニシドイツ
大学図書館所蔵 件 / 全212件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
ヨーロッパ経済の繁栄を「最底辺」で支える東欧・中近東・北アフリカからの移民労働者たち。彼らはヨーロッパ社会の最下層で、本国人の嫌がるダーティな仕事に追いやられている。西ドイツの有名な暴露ジャーナリストであるヴァルラフは、カツラや色つきコンタクトレンズでトルコ人の変身して、移民労働者たちの生活世界に潜入した。農場・建設現場・工場の下層労働者、新薬開発の人間モルモット、労働手配師の手先として過す日々。先進社会の繁栄の影を鋭く描いた迫真のルポルタージュ。
目次
- 変身
- 舞台稽古
- 試し歩き
- 精神という原料
- 「楽しんでお食事」—最低の食い物
- 建築現場
- 埋葬—生きながら処理される
- 下の下の泥沼—私もされた法益剥奪
- 検査—実験用人間として旅に出る
- 昇進
- 従業員総会
- 放射線
- 委託—真実近い演出
「BOOKデータベース」 より