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世論

W. リップマン著 ; 掛川トミ子訳

(岩波文庫, 白(34)-222-1, 白(34)-222-2)

岩波書店, 1987

タイトル別名

Public opinion

世論

タイトル読み

ヨロン

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注記

原著(1922)の全訳. 底本: Macmillan Company, 1954 (14th print.)

1: 1987.7刊. 2: 1987.12刊

シリーズ番号表示: 上第15刷(2000刊)の標題紙には「34-222-1」, 下第14刷(2000刊)の標題紙には「34-222-2」の表示あり

リップマン略年譜: 下p285-292

内容説明・目次

内容説明

リップマン(1889‐1974)が『世論』を書いた動機は、第1次大戦後の混乱の原因究明にあった(1922年刊)。にも拘らず我々がこの書を手にすると、あたかも現在を分析し警告を発しているかのような切迫感を覚える。それは、大衆心理がいかに形成されるかを出発点として、人間と環境の基本的な関係を、イメージの概念から明晰に解いているからだ。

目次

  • 第1部 序(外界と頭の中で描く世界)
  • 第2部 外界への接近(検閲とプライヴァシー;接触と機会;時間と注意力;スピード、言葉、明確さ)
  • 第3部 ステレオタイプ(ステレオタイプ;防御手段としてのステレオタイプ;盲点とその効用;規範とその敵;ステレオタイプの検出)
  • 第4部 さまざまの関心(利害関心の参入;利己主義を見直す)

「BOOKデータベース」 より

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