道徳形而上学原論
Author(s)
Bibliographic Information
道徳形而上学原論
(岩波文庫, 青(33)-625-1)
岩波書店, 1976.9
改訳
- Other Title
-
Grundlegung zur Metaphysik der Sitten
- Title Transcription
-
ドウトク ケイジジョウガク ゲンロン
Available at / 258 libraries
-
Kobe University General Library / Library for Intercultural Studies
080-0-i4//33/625-1s060000156941*
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
原著第2版(1786)の完訳
底本: Ernst CassirerおよびArtur Buchenauが校訂したカッシレル版「カント全集」第4巻所収のテキスト
人名索引: 巻末p2
事項索引: 巻末p2-6
Description and Table of Contents
Description
「我が上なる星空と我が内なる道徳律」に限りなき思いを寄せたカント(1724‐1804)が、善と悪、自由意志、自律、義務、人格と人間性など倫理学の根本問題を簡潔平易に論ずる。彼の倫理学上の主著『実践理性批判』への序論をなし、カント倫理学のみならず、またカント哲学全般にたいする最も手ごろな入門書ともなっている。
Table of Contents
- 第1章 道徳に関する普通の理性認識から哲学的な理性認識への移り行き
- 第2章 通俗的な道徳哲学から道徳形而上学への移り行き(道徳性の最高原理としての意志の自律;道徳性のあらゆる偽の原理の源泉としての意志の他律;他律を道徳性の根本概念と想定した場合にこの概念から生じ得るすべての原理の分類)
- 第3章 道徳形而上学から純酔実践理性批判への移り行き(自由の概念は意志の自律を解明する鍵である;自由はすべての理性的存在者の意志の特性として前提されねばならない;道徳性の諸理念に付帯する関心について;定言的命法はどうして可能か ほか)
by "BOOK database"