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人間知性新論

ライプニッツ [著] ; 米山優訳

みすず書房, 1987.12

タイトル別名

Nouveaux essais sur l'entendement humain

タイトル読み

ニンゲン チセイ シンロン

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内容説明・目次

内容説明

本書におけるフィラレートとテオフィルの仮空の対話は、ありえなかったロックとライプニッツとの対話篇である。それは、経験論と合理論の二つの哲学的伝統の最も偉大な魂の間で交わされる対話に他ならない。魂はタブラ・ラサ(何も書かれてない板)ではない。魂はその本来の内容、本有的概念をもつという“モナド論”的に把握された魂の形而上学的考察に始まり、観念・言葉・真理・認識という主題をめぐり、ライプニッツの哲学が、自由に鮮明に語られる。

目次

  • 1 本有的概念について(人間の精神の内に本有的原理があるかどうかについて;本有的であるような実践の原理は全く存在しないということ ほか)
  • 2 観念について(観念一般が論じられ、人間の魂が常に思惟しているかどうかが折りに触れて検討される;単純観念について ほか)
  • 3 言葉について(言葉ないし言語について;言葉の意味について ほか)
  • 4 認識について(認識一般について;私たちの認識の程度について ほか)

「BOOKデータベース」 より

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