大岡越前守忠相
著者
書誌事項
大岡越前守忠相
(岩波新書, 青-891)
岩波書店, 1974.4
- タイトル読み
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オオオカ エチゼンノカミ タダスケ
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注記
親書誌シリーズ番号:D-107(第5刷,1992.9)
内容説明・目次
内容説明
おなじみの「大岡政談」が、実在した江戸町奉行大岡越前守とほとんど関係のないことは、すでに学問的定説である。それでは、将軍吉宗に抜擢された歴史上の大岡忠相は、どのような人物であったのか。日本最初のすぐれた政策官僚として、江戸の行政、とりわけ町火消の設立、救貧対策、物価安定などに力を注いだ彼の姿を、その日常生活を含めて描きだす。
目次
- 「大岡政談」と大岡忠相
- 享保以前の大岡忠相
- 吉宗の登場
- 江戸幕府の行政機構
- 巨大都市・江戸
- 防火体制の整備
- 私娼取締りと救貧対策
- 物価問題への取組み
- 巨大商人との闘い
- 大岡忠相の政治的地位
- 人材登用と新田開発
- 勤勉な日常と持病
- 吉宗の死と忠相の死
「BOOKデータベース」 より