平安時代敬語法の研究 : 「かしこまりの語法」とその周辺

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平安時代敬語法の研究 : 「かしこまりの語法」とその周辺

杉崎一雄著

有精堂, 1988.1

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平安時代敬語法の研究 : かしこまりの語法とその周辺

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ヘイアン ジダイ ケイゴホウ ノ ケンキュウ : カシコマリ ノ ゴホウ ト ソノ シュウヘン

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Description and Table of Contents

Table of Contents

  • 序章 「謙譲語」の研究から「かしこまりの語法」へ
  • 第1編 「謙譲語」の2類と「かしこまりの語法」(いわゆる「謙譲語」をめぐって;かしこまりの語法—源氏物語を中心に;敬語の面から見た、勅撰集詞書の性質—本居宣長の言説に添いながら)
  • 第2編 あらたまった表現に用いる「謙譲語」各論(平安時代の「給ふる」について;「まかる」と「まうでく」;「いただく」と「たべる」;源氏物語の敬語法;枕草子の「侍り」;「侍りたうぶ」について;「侍りたうぶ」再考)
  • 第3編 あらたまつた表現に見られる「尊敬語」の1用法(「たまふ」「のたまふ」「つかはす」の諸相;姉なる人にのたまひみむ;古今集詞書の「物のたうびける人」について;「つかはす」の敬語性とその1用法)
  • 第4編 敬語法の分類と「かしこまりの語法」の位置づけ(敬譲の意識と敬意の方向;敬語法の分類;「対象尊敬」における「謙譲語」の機能)
  • 第5編 平安敬語補考(「まだす」「たてまだす」覚え書き—その時代と万葉集の旧訓;格助詞「に」による動作主尊敬表現)

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