星亨 : 藩閥政治を揺がした男
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書誌事項
星亨 : 藩閥政治を揺がした男
(中公新書, 869)
中央公論社, 1988.2
- タイトル読み
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ホシ トオル : ハンバツ セイジ オ ユルガシタ オトコ
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注記
星亨関係年表:p192〜203 文献:p204〜205
内容説明・目次
内容説明
日本最初の国際弁護士であり、不平等条約下の時代に列強公使と対等に渡り合う気骨の官吏であり、また私費を投じて新聞を発行し、地方遊説に身を投じた民権運動家、かつまた庶民政治家として初めて明治藩閥政府の中枢に喰い込み、新興実業家の庇護者になるなど、星亨は多面体の人である。本書は、〈押しとおる〉と称される強引な手腕を駆使したが故に、金権腐敗の元凶として倒された、明治の新しい政治家の曲折多い軌跡をたどる。
目次
- 1 星亨登場(衆議院議長;生い立ち)
- 2 民権運動家(自由党結党まで;自由党入党;入獄と解党;藩閥主導体制の促進;活動再開と弾圧;欧米再渡航)
- 3 代議士活動と挫折(院外での活躍;議会進出;藩閥との提携)
- 4 権力への乱入(党主導権の掌握;政界の立役者;星の評価)
「BOOKデータベース」 より