雑穀のきた道 : ユーラシア民族植物誌から
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書誌事項
雑穀のきた道 : ユーラシア民族植物誌から
(NHKブックス, 546)
日本放送出版協会, 1988.3
- タイトル読み
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ザッコク ノ キタ ミチ : ユーラシア ミンゾク ショクブツシ カラ
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注記
主要参考文献: p208-211
内容説明・目次
内容説明
ひとりの孤高の農学者が、古くからその有用性が評価されてきたアワ・ヒエ・キビなど雑穀栽培の起源地と、その祖先種を探し求めて、長年ユーラシア大陸各地を経巡り、そして遂に植物学・遺伝学的分析を通して、その原産地と伝播経路を突き止めた。本書は、積年の調査成果から遥かなる中央アジアに発し、世界じゅうに、更には日本へも通じてゆく複雑な雑穀の道の原像を、壮大な仮説と共に提示する。
目次
- 序 人間にとって栽培植物とは何か
- 1 穀類と雑穀と文明と
- 2 雑穀の世界を旅して(日本と東アジアの雑穀地帯;農耕揺籃の地、東南アジア;インド亜大陸への雑穀採集行;ユーラシア西南部とヨーロッパへの旅;アフリカ・サバンナ帯にて)
- 3 雑穀の道(ミレット・ロード)を求めて(ユーラシア大陸産の雑穀類の起源と伝播;インドは雑穀の一大センター;アフリカ大陸産の雑穀と文化交流;新大陸の穀類について;雑穀のきた道)
- 4 モチ性雑穀の民族植物誌(イネ科穀類のウルチ・モチ性と伝統文化;モチ性品種はどこに分布するか;モチ性穀類の分布とその民族植物学的意義)
- 終わりに雑穀の旅をふり返って
「BOOKデータベース」 より