沢庵 : 徳川家光に慕われた名僧
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沢庵 : 徳川家光に慕われた名僧
(中公新書, 878)
中央公論社, 1988.5
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タクアン : トクガワ イエミツ ニ シタワレタ メイソウ
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Library & Science Information Center, Osaka Prefecture University
NDC8:081.6||114||87890001719293
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Note
沢庵略年譜:p199〜200 文献:p206〜209
Description and Table of Contents
Description
幕府の宗教政策に抗し、出羽上山流罪の道をあえて選んだ反骨の禅僧・沢庵宗彭であったが、大徳寺帰山を赦されてのちは、一転、将軍家光の敬慕・重用を一身に受け、また柳生宗矩ら幕閣や重臣との交流も深めた。戦国末期から江戸初期に至る変革の時代に、主体的自己の確立という命題を抱き、聖と俗の狭間で呻吟苦悶した名僧の波爛の生涯と、宗教者の名誉である法燈継承を拒否して、孤高独自に終わったその禅思想の真髄をうかがう。
Table of Contents
- 1 沢庵の生涯(出石から京都へ;悟後の修行と諸寺の再建;紫衣事件と流罪;家光の信任)
- 2 沢庵禅の世界(日常性の禅;主体的自己の確立;辞世「夢」の意味)
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