浮気人類進化論 : きびしい社会といいかげんな社会
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浮気人類進化論 : きびしい社会といいかげんな社会
晶文社, 1988.5
- タイトル読み
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ウワキ ジンルイ シンカロン : キビシイ シャカイ ト イイカゲンナ シャカイ
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注記
イラスト: 西尾香猫
内容説明・目次
内容説明
この本に登場するのは、狩りのへたなライオンの停主。40頭もの妻を率いるゾウアザラシ。貞淑なチョウ。嫉妬深いトンボ。猛女カマキリ。…でも主役は、チンパンジーやゴリラといった類人猿、なにより人間です。「浮気」という人間独特の行動に着目し、これまでにない視点から、人間の進化の謎にアプローチする。動物行動学のさまざまな研究をふまえて書下ろしたユニークな読みもの。
目次
- 第1章 人間の起源(類人猿のコトバ;人間になりたかったヒヒの話;浮気をするから人間になった;理科系男の逆襲)
- 第2章 さまざまな結婚(猛女とつきあうには・カマキリ;浮気と嫉妬は両立するか・トンボ;貞女の素顔・チョウ;がめついのは子のため?・ガガンボモドキ;オスは悲しいね・魚)
- 第3章 きびしい社会(夫より家を選ぶ旧家の娘・ハヌマンラングーン;亭主は単なるヒモなのか・ライオン;悲しき近親交配・マウンテンゴリラ;陽気な性格とは裏腹に・チンパンジー)
- 第4章 いいかげんな社会(弱者にもチャンスはある・オランウータン;妻が多いのも考えもの・ゾウアザラシ;組織に入るか、ハナレザルになるか・ニホンザル;究極の類人猿がつくった桃源郷・ピグミーチンパンジー)
「BOOKデータベース」 より