戦場で死んだ兄をたずねて : フィリピンと日本

書誌事項

戦場で死んだ兄をたずねて : フィリピンと日本

長部日出雄著

(岩波ジュニア新書, 140)

岩波書店, 1988.5

タイトル読み

センジョウ デ シンダ アニ オ タズネテ : フィリピン ト ニホン

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内容説明・目次

内容説明

卒業をくり上げられて慌しく軍隊にとられた兄は、敗戦から1年もたって戦死と伝えられた。兄の最期の地を踏んでみたいとルソン島を訪れた著者は、日本軍によって自分たちの村を戦場にされた現地の人びとの痛苦を知らされる。無数の死者たちの犠牲の上に築かれた平和、その意味をあらためて考えるよう訴えかける。

目次

  • 1 戦争に負けた日
  • 2 帰ってこない兄
  • 3 新聞記者になりたい
  • 4 母の死
  • 5 ルソン島の山岳地帯へ
  • 6 兄が死んだ場所
  • 7 戦場にされた土地のひとびと
  • 8 死者との対話

「BOOKデータベース」 より

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