エイズの社会的衝撃
著者
書誌事項
エイズの社会的衝撃
日本評論社, 1988.7
- タイトル別名
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The social dimensions of AIDS
- タイトル読み
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エイズ ノ シャカイテキ ショウゲキ
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内容説明・目次
内容説明
エイズに関する優れた本が、数多く出回っているのに、何故、また新しくエイズの本かと疑問に思われるかもしれない。しかしこの本は、今までのとは全く違う、エイズの社会心理・文化的な面からの最初の本である。しかも、この方面の研究における方法論的な開拓をねらって、人類学、社会学、心理学、社会心理学、精神医学、社会福祉事業、公衆衛生、看護と多方面にわたるエイズ研究者たちによる15の未発表の原著論文を集めたものである。
目次
- 序(ダグラス・A・フェルドマン;トーマス・M・ジョンソン)
- 第1章 エイズ関連調査の方法論的問題点(キャロライン・シーゲル;ローリー・J・ボーマン)
- 第2章 方法論の応用—エイズ調査研究の主要な問題点と機会(ジェーン・ジック;リディア・ディモショク)
- 第3章 行動・感染および免疫応答—疫学的アプローチ(ロビン・フラム;ゼーナ・スタイン)
- 第4章 エイズハイチ起源説の論拠(アレキサンダー・ムーア;ロナルド・D・ルバロン)
- 第5章 エイズの社会的起源—社会変化、性行動、疾病傾向(ウィリアム・W・ダロウ;E・マイケル・ゴーマン;ブラッド・P・グリック)
- 第6章 エイズと麻薬静注者の下位文化(ドン・C・デス・ジャーレス;サミュエル・R・フリードマン;デイヴィツド・ストラッグ)
- 第7章 ゲイのライフスタイルの変化とエイズ—予防的ヘルスケア(ジョセフ・A・コターバ;ノリス・G・ラング)
- 第8章 エイズの健康教育と臨床応用人類学(ダグラス・A・フェルドマン)
- 第9章 病気と逸脱—マスコミのエイズ報道(エドワード・アルバート)
- 第10章 報道機関におけるエイズ像—ニューヨーク・タイムズの記事の分析(アンドレア・ベイカー)
- 第11章 エイズ—心理社会的な見地から(ヴァージニア・キャスパー)
- 第12章 エイズの説明モデル(ダイアン・ボロニョン;トーマス・M・ジョンソン)
- 第13章 エイズの恐怖と血液供給に及ぼす影響(ピーター・M・カレロ;デイビッド・V・ベーカー;ジーネット・カーペンター;ジェーン・マガリガル)
- 第14章 エイズの恐怖に対するホスピス職員の反応(サリー・ゲイス;ルース・フラー)
- 第15章 感染抑制におけるイデオロギーと政治—エイズ治療の社会組織(ロバータ・レッサー;カタリン・ジューリッチ)
- 結語(ダグラス・A・フェルドマン;トーマス・M・ジョンソン)
「BOOKデータベース」 より