明治維新と中国
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明治維新と中国
(東アジアのなかの日本歴史, 6)
六興出版, 1988.10
- タイトル読み
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メイジ イシン ト チュウゴク
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内容説明・目次
内容説明
19世紀の中葉、中日両国は共に重大な民族的危機に直面していた。両国の近代史の発端も基本的には同じであったのに、何故日本は「開国」を迫られてから15年後に「明治維新」を成しえたのか。一方中国は何故アヘン戦争の50年後にようやく「戊戌変法」が現われたのにそれをたちどころに葬ってしまったのか。民族の危機を脱した明治維新の成功の要因とそこに潜む問題を、中国の近代史と比較しつつ解明した力作。
目次
- 序章 明治維新とは何か—期間的限定と段階区分
- 第1章 明治維新概説(革命の段階—1853‐68;改革の段階—1869‐77;資本主義への段階—1878‐94;国内支配と対外関係)
- 第2章 明治維新と中国(中国の明治維新への影響;明治政府の対中国政策;明治維新と中華民族の覚醒)
- 第3章 中国と日本の相違(中外学者はどう見るか;諸要素の総合的分析;西学の伝播と明治維新)
- 第4章 明治維新の本質(明治維新国際会議における主な論点;中国学者の明治維新観;なぜ「不徹底なブルジョア革命」と見なされるのか;「絶対主義」「民族革命」「文化革命」などについて)
- 終章 明治維新が現代に残したもの
「BOOKデータベース」 より