グローバル・エコノミー : 「アメリカの世紀」からの巣立ち

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グローバル・エコノミー : 「アメリカの世紀」からの巣立ち

田中直毅著

日本放送出版協会, 1988.11

タイトル読み

グローバル エコノミー : アメリカ ノ セイキ カラ ノ スダチ

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内容説明・目次

内容説明

「アメリカの世紀」が終わろうとしている。レーガノミックスは経済の構図を一変させ、世界に圧倒的な影響を与えた。経済的な病弊に悩むソ連はペレストロイカに、先端技術に遅れをとった西欧はEC統合に賭けようとする。一方、日本は円高により国際的地位を飛躍的に向上させ、韓国・台湾を筆頭とするアジアNIESとともに新たな独自の市場さえ形成しようとしているのだ。本書は、今日最も注目されるエコノミストが世界経済の過去・現在・未来に多角的なメスを入れ、精緻に、かつ大胆に描き切る大著である。

目次

  • 総論 「アメリカの世紀」からの巣立ち
  • 第1期 第1次石油危機と南北問題(石油ショックと経済システム;南北問題の変容)
  • 第2期 第2次石油危機とラディカリズムの台頭(秩序の崩壊にはじまった第2次石油危機;揺らぐ国際経済システム;世界をおおった不況と経済危機;米国のラディカリズムと日本の対応;日米自動車摩擦;経済摩擦の克服と活性化)
  • 第3期 グローバル・エコノミーの成立(枠組み修正に入った世界経済;東アジアの勃興;レーガノミックスの衝撃とその病理;行きづまった米ソ軍拡路線;日米間の相互浸透と激化する摩擦;狙撃されたレーガノミックス;ポスト・レーガンの世界経済)

「BOOKデータベース」 より

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