ポール・ニザン : 知識人の機能の危機
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書誌事項
ポール・ニザン : 知識人の機能の危機
(叢書・ウニベルシタス, 250)
法政大学出版局, 1988.12
- タイトル別名
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Paul Nizan : une figure mythique et son temps
- タイトル読み
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ポール・ニザン : チシキジン ノ キノウ ノ キキ
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内容説明・目次
内容説明
『アデン・アラビア』から『陰謀』にいたるテキスト群が形成する、文学的・哲学的そして政治的な星座を隈なく探索し、彼にとって「書くこと」が果たした意味と機能、アンガージュマン(社会参加)の意図と認識を明らかにしつつ、30年代のヨーロッパを神話的に生きた怒れる作家ニザン像を鮮明に描き出す。
目次
- 1 芸術のための芸術の凋落
- 『アデン・アラビア』(1932)
- 『番犬』
- 『アントワーヌ・ブロワイエ』(1933)
- 「或る町の紹介」(1934)
- 『トロイの木馬』(1935)
- 「シンドボード・トシキストン」(1935)
- 『古代の唯物論者たち』(1936)
- 「テセウス物語」、「アカルナイの市民たち」、その他(1935‐1938)
- 『陰謀』(1938)
- 政治参加の時代
- 怒れる作家ポール・ニザン(1960‐1968)
「BOOKデータベース」 より