東洋史と西洋史とのあいだ
著者
書誌事項
東洋史と西洋史とのあいだ
岩波書店, 1963.4
- タイトル読み
-
トウヨウシ ト セイヨウシ トノ アイダ
大学図書館所蔵 件 / 全270件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
折り込み図1枚
第9刷(1972.6刊)のページ数: vi, 300p
内容説明・目次
内容説明
単一の世界、複数の世界。西欧中心の見方に立つ従来の西洋史の根本的書換えを主張し、社会経済史と人文地理の立場から新しい世界史を素描。特にジンギスカンの大帝国建設や火砲の歴史的影響を論じながら、地中海世界の統一的把握を提言。
目次
- 第1部 東洋史と西洋史とのあいだ—世界史と世界地理との交渉(いわゆる「既知の世界の拡大」;単一の世界、複数の世界;オリエント=地中海世界とヨーロッパの地位の変遷)
- 第2部 アラブのシチリア、ノルマンのシチリア—オリエント=地中海文化史の縮図(アラブのシチリア;ノルマンのシチリア;世界史と遊牧民族—チンギス汗の覇業を中心としての人文地理学的考察)
- 第3部 世界史と遊牧民族—チンギス汗の覇業を中心としての人文地理学的考察(「時」は審判官であるか;モンゴルを蛮族視する通説;沙漠の交通地理的な意味;遊牧民の戦闘力の構造;彼らは破壊的であったか;彼らの利用しえた文化の水準;遊牧民と隊商商業との結びつき;通商路の治安維持者としてのモンゴル政権)
- 第4部 西洋の古地図に登場する「日本の兵士」と東・西の傭兵隊(銃士としての日本人傭兵;忘れられた兵器;他国に仕える「魂の偉大さ」と「献身の無数の例」;売られた兵隊;不適当な教材?)
「BOOKデータベース」 より