国際化と情報化 : 比較文明学の視点から
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書誌事項
国際化と情報化 : 比較文明学の視点から
(NHKブックス, 566)
日本放送出版協会, 1989.1
- タイトル読み
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コクサイカ ト ジョウホウカ : ヒカク ブンメイガク ノ シテン カラ
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注記
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
現代を表すキーワード—「国際化」と「情報化」。本来これらの進展は世界に明るい展望をもたらすはずなのに、現実には逆説的な状況が目立つ。情報化社会の進度によって逆に国際間の知的格差は拡大し、摩擦係数は増大している。本書は文明のダイナミックスという分析視角からこれらのキーワードを種々の切り口で解き明かし、意味内容すら明確でないうちに事態が先走ってしまった現状に一石を投じる。
目次
第1部 「国際化」の諸問題(「国際化」の根本構造;国際経済摩擦と「国際化」;「国際化」とコミュニケーション・ギャップ;アメリカ側から見た日本の「国際化」;「文明の実験場」—東南アジア・オセアニアのナショナリズムと文化多元主義;アフリカにおける文明交流の実態;日本における国際交流の思想史;第2部 「情報化」の諸問題(「情報化」による〈文明〉とソフト〈文化〉の変容;国際ネットワーキングの可能性と問題点;「情報化」の生物的基盤とニューメディア;情報文明における人間の感性の変容;「情報化」における経済的機能と文化的機能との相剋);第3部 これからの「国際化」と「情報化」(日本の「国際化」と国際協力;「国際化」と外国人労働者問題—西欧の経験と日本の将来;文明のダイナミックスとしての「国際化」と「情報化」);付録 国際社会におけるドイツの選択—ドイツ日本研究所の設立に寄せて
「BOOKデータベース」 より