書誌事項

江戸東京のみかた調べかた

陣内秀信, 法政大学・東京のまち研究会著

鹿島出版会, 1989.2

タイトル読み

エド トウキョウ ノ ミカタ シラベカタ

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内容説明・目次

内容説明

江戸の古地図を手に、東京のまちの成り立ちや景観を調べてきた「東京のまち研究会」の著者らが、西欧都市とは本質的に異なる江戸東京のまちの基層を解き明かした研究成果の集大成である。西欧の都市が手本で、アジアの都市は遅れている、という見方の呪縛から解かれる時代がやってきた。

目次

  • 1 水辺空間—江戸から東京へ(水辺に生まれた宗教空間;「橋のたもと」と「辻」の都市景観;日本橋の河岸空間;水辺の建築—近代化と記憶の継承;ウォーターフロントの再発見)
  • 2 人間のための道(築地場外市場にみられる路地性;迷路と虚と実—計画都市の忘れもの;浅草—場所性の解体と盛り場衰退の構図;渋谷—地形が生きている街;原宿—回遊性のある遊びの街路空間;街路空間の江戸流演出方法;喫茶店の空間人類学)
  • 3 都市のなかの森(神輿ルートがまちをあぶり出す;上野・根津の原風景—聖と俗の二元空間構造;上野の森のイベント空間—博覧会から公園へ)
  • 都市の見方—双六都市としての江戸東京
  • 結 東京再生に歴史性と思想性を

「BOOKデータベース」 より

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